39-4.降れば降ったで 照れば照ったで

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グリーンキーパーの野帳付録spin off
2010年1月号 39.昔の馴染みは塩っぱい限り より............




39-4.降れば降ったで 照れば照ったで




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「まぁ、“馬鹿は隣の火事より怖い”って云うしな。“まめな馬鹿程手に負えないものはない”とも云うし。そう云うがっかり、、、、な生き物を なだすかてでも使いこなすのも此方人等こちとらの商売なんだけど 、あんまし馬鹿の度が過ぎると もうお手上げだよね」
って、夕べゆんべの虎が云う 此方人等こちとらって どんな虎なんだか知らん............

39-3.宴席はネタにあふれて


グリーンキーパーの野帳付録spin off
2010年1月号 39.昔の馴染みは塩っぱい限り より............




39-3.宴席はネタにあふれて




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「物事の理合わけあいの、すべからく己の爲したことの やがて己の身に還るものと 覚悟して置くべきだな」
って あぁたsibakuroの過去幾多の痛い思いをして その言を吐かせるんですね。解ります解ります............

39-2.“コースの女”は不在でござる


グリーンキーパーの野帳付録spin off
2010年1月号 39.昔の馴染みは塩っぱい限り より............




39-2.“コースの女”は不在でござる




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「分を辨えぬ大馬鹿と 身の程を知らぬ世間知らずとのコラボってのも、またこれはこれで見物だな」
って それよりも放言放語と悪口雑言に明け暮れる あぁたsibakuroの末路の方が 余程に見物だと思いますけれどもね.........

39-1.コースのお歳暮に昭和の香り


グリーンキーパーの野帳付録spin off
2010年1月号 39.昔の馴染みは塩っぱい限り より............




39-1.コースのお歳暮に昭和の香り




「なぁ『小さな勝利に誇るバカ』って云うけど、自分が 誰に踊らさせて貰っているのかにすら気の着けない莫迦って、あれだこれだを ぶん投げて ひたすらに可愛いだけだよな」
って そりゃあぁたsibakuroのことでないのかな・・・・・・いや この人は あれだこれだをぶん投げても ひたすら可愛げのない人だった.........


38-3.『キーパーも熱心で勤勉なら・・・・・・』って.........


グリーンキーパーの野帳付録spin off
2009年12月号 38.そうしてもう僕たちはマドンナに首ったけ より............




38-3.『キーパーも熱心まめ勤勉まじめなら良いってもんでもないだろうしなぁ・・・・・・』って 自分ばっかり狡いなぁ............




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「ヒューム管の何処かから水が漏ってるって どこだかわかんねぇんだろ」 分かんないから 掘ってるんじゃないのさぁ(笑


『何かくれるのぉ?』  ありませんありません ポケット空っぽですがね
そいつは......?




いっ、いや、その娘っ子は――――――――




出勤してみれば 何故だか事務室に菜っ葉服を着た女の子が居た。
二十四才だそうな。
事務ではなく 現場だそうな。
驚天動地と云うのはこのことか。
俺達が『食堂』と呼んでいる 朝昼に段取りをキーパーsibakuroが指示する部屋では、sibakumaさんもsibahatiっつぁんも、弥次sibayaji喜多sibakitaさんも、みんなみんな硬い顔で座っている。
それがまた みんな面接の時のように膝や腿が直角に折れている。
しわぶき一つ聞こえない食堂は、一種異様な緊張に包まれていた............

38-2.『気の利かない若い衆が・・・・・・』って.........


グリーンキーパーの野帳付録spin off
2009年12月号 38.そうしてもう僕たちはマドンナに首ったけより............




38-2.『気の利かない若い衆わかいしが何人いるかで・・・・・・』って その目はなんなのさ............




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「ちくしょぉ〜 切れねぇ〜」「いい加減 コンクリカッターの刃 新しいの買ってくれぇ〜(泣 」「sibakuroのケチ腐れぇ〜」


『 どうよ、アタイ後光が差してるのよ 』 やっぱりおめでたい犬だったんだな(笑
そいつは――――――――




なんだって みっともないくらいにおろおろ、、、、しながらそこにいた。
朝の〔段取り〕の前に キーパーsibakuroが新入社員だと紹介をしている最中も、そいつはそわそわ、、、、と辺りを見回し続けていた。手を前に組んだり 後ろに持って行ったり、落ち着きのないことと云ったらこの上なかった。
そうして、それは不安げな面持ち......なんて 生やさしいものじゃぁない。
肉食獣の檻の中に放り込まれた 草食の小動物と云えば、如何にもありふれてはいるのだが、その表現がこれほど正鵠を射てしまう状況というのも そうそうはないんじゃぁないのかね。




「じゃぁ、自己紹介と挨拶を・・・・・・」
明らかにsibakuroは そいつの落ち着きのない仕種を面白がっていたんだが、
「ぁぁぁ〜」
掠れた声で ようやくに挨拶したそいつは、明らかに今自分がその場に立っていることを後悔し 明らかに己がそこにいることを とんでもない過ちであったと嚙み締めている風情だった............

38-1.『どのくらい良いサブに恵まれるかで』って.........


グリーンキーパーの野帳付録spin off




38-1.『どのくらい良いサブに恵まれるかで キーパーの仕事は何割も違う』って 自分は恵まれてるって言いたいのね............





へぇ グリーンの着色をスプレーガンでやってみようってな


何を透き見しているんだか 早くこっちにおいで(苦笑




――――――――で




“おばねぇさん”突如sibakuroに告げたそうな、




......曰く
『できちゃったんですぅ〜』